セッションが終了すると、PCには経験点が渡されます。
まず、セッション終了後、PLは自分のキャラクターが何点の【CP】をセッション中に獲得したか、申告してください。
PLは、得られたCPに等しいだけの経験点を得られます。
GMもまた同様にして、経験点を得る事ができます。
GMが得られる経験点は、セッションに参加した全PCの得た経験点の平均(端数切り上げ)です。
こうして溜めた経験点をPCにつぎ込むことで、PCはレベルアップします。
レベルアップに必要な経験点は、現在のレベル×5点です。
レベルアップすると、以下のように成長します。
奇数レベルに到達した時と、偶数レベルに到達した時とで、成長のさせ方が若干違います。
<奇数レベルに到達した時>
●いずれかの能力値が+1される
●【HP】が+3される
●【フィジカル】【マジカル】のいずれかが+1される(任意選択)
●新たな魔法をひとつ獲得する
●新たなクライシスアビリティをひとつ獲得する
<偶数レベルに到達した時>
●いずれか二つの能力値が+1される(ひとつの能力値を+2してはいけない)
●【HP】が+3される
●【フィジカル】【マジカル】のいずれかが+1される(任意選択)
●新たな魔法をひとつ獲得する
なお、武器防具を変更する事ができるのは、【フィジカル】を上昇させた時だけです。
パワーアップもなしに、変身ヒロインや魔法少女とか、そういったもののコスチュームが変わるなど邪道でしょう?
さて、セッション終了によって得られるものは経験点だけではありません。
キャラクターはセッションにより受けた陵辱により、【SP】が上昇してしまいます。
クライシスアクトを使用する事によって得たぶんだけ、【SP】を上昇させてください。
クライシスアクト使用によって上がってしまった【SP】は、キャラクターの人生において、基本的に二度と減少する事はありません(選択ルールにより例外もありますが)。
その体に刻み込まれた陵辱の爪痕は、後々に渡ってまでヒロインを苛むのです。
【SP】は体の部位ごとに設けられており、キャラクターが開発・調教されてしまった度合がわかるようになっています。
なお、この計算によって【SP】の合計値の十の位が上昇した場合、キャラクターは刻印を得る事になります。
刻印とは、魔族の責めによってキャラクターが植えつけられた性的異常です。刻印一覧から選んで取得してください。
また、セッション終了時には必ず、所持しているクライシスアクトの所持条件を見直してください。
そして、SP基本値の上昇や処女喪失などに伴って使用不能になったクライシスアクトは、別のものと入れ替えてください。入れ替えに代償は必要ありません。
また、所持条件を満たさなくなったかどうかに関わらず、セッション終了後にはPLの任意でひとつだけクライシスアクトを入れ替える事もできます。
加えて、セッションに参加したPCには、エモーションを増加させる権利が発生します。
所持しているエモーションを1ランク上昇させるか、あるいはセッションで出会ったキャラクターに対して新たに1ランクのエモーションを獲得するか、PLが自由に選んでください。ただし、あまりにも的外れなものに関しては、GM権限で差し止められる事もありますが。
なお、1つのエモーションは最大でランク5まで上昇させる事ができます。
堕ちたくなければ、より多くの人と絆を結びましょう。