ここには、モンスターの作成ルールを記載します。


 本作のモンスターは、『階級』と『モンスター属性』を持ちます。
 階級はおおまかな強さの目安、モンスター属性はそのモンスターの能力の傾向を示します。
 作成の際は、以下の手順に従ってください。


【1.階級を決定する】

 モンスターの階級は、以下のように分かれています。

 ポーン級:最下級のモンスター。スライムやオークなど。
 ルーク級:下級のモンスター。ローパーやウェアビーストなど、ポーンとは一線を画す能力を持つ、強めのザコ。
 ナイト級:中級のモンスター。ヒュドラやアルラウネなど、単独のヒロインを充分倒しうる能力を持つ。
 ビショップ級:上級のモンスター。フレッシュトレントやディープスライムなど、上位魔族に匹敵する戦闘能力を持つ、まさに怪物。
 キング級:人語を解し、策略を用いる上位魔族。魔物の一軍勢を率いている事が多く、一般に『魔族』と呼ぶ場合、これを指す事が多い。

 これから作ろうとするモンスターに合ったものを選んでください。


【2.モンスター属性を選ぶ】

 モンスター属性は、以下の表から選びます。選んだ属性によって、能力値の基本値と特殊能力が決定します。
 属性選びには以下のルールがあるので、それに沿って選択してください。
 ・ポーンは2、ルークは3、ナイトは4、ビショップとキングは5つのモンスター属性を選択・取得する。
 ・モンスター属性にはメイン属性とサブ属性があり、メイン属性を必ずひとつ取得しなくてはならない。
 ・別々のメイン属性を2つ以上取得してはならない。
 ・同じモンスター属性を重複して取得してはならない。ただし例外的に、メイン属性としたモンスター属性のみ、2回まで取得してよい。
 
モンスター属性

【体力】

【運動力】 【知力】 【魔力】 属性特殊能力

メイン属性

1

1

1

2

なし

1

2

0

2

[雷]からの被ダメージ+5、[炎]からの被ダメージ-5

2

0

1

2

[氷]からの被ダメージ+5、[雷]からの被ダメージ-5

2

2

0

1

[炎]からの被ダメージ+5、[氷]からの被ダメージ-5

1

1

2

1

[炎]からの被ダメージ+5、[氷]からの被ダメージ-5

サブ属性

0

1

2

2

[闇]属性魔法の消費MP-1

2

1

0

2

[炎]属性魔法の消費MP-1

0

2

1

2

[氷]属性魔法の消費MP-1

1

2

1

1

[雷]属性魔法の消費MP-1

2

0

2

1

【MP】+1

1

0

2

2

《水中奇襲》自動取得

1

3

0

1

【IV】+2

2

2

1

0

【攻撃力】+1

2

0

3

0

【防御点】+1

3

0

1

1

【HP】+10

3

1

0

1

【体力】依存の魔法の消費MP-1

1

3

1

0

【運動力】依存の魔法の消費MP-1

0

0

3

2

【知力】依存の魔法の消費MP-1

0

0

2

3

【魔力】依存の魔法の消費MP-1

0

1

1

3

【堕落修正】+2

0

2

2

1

《人間擬態》自動取得


【3.能力値を確定する】
 モンスター属性を選んで手に入れた能力値に加え、2点を自由に割り振ります。
 ただし、能力値が最終的に0になる項目がないように割り振ってください。
 また、能力値1項目の上限は、ポーン:6、ルーク:8、ナイト:10、ビショップおよびキング:12です。


【4.副能力値を算出する】
 下記の表の通り、作成するモンスターの階級の項目を参照して算出してください。

ポーン ルーク ナイト ビショップ キング
【HP】

【体力】X3+5

【体力】X3+15

【体力】X3+30

【体力】X3+50

【体力】X3+60

【MP】

【知力】or【魔力】

(【知力】or【魔力】)+1

(【知力】or【魔力】)+2

(【知力】or【魔力】)+3

(【知力】or【魔力】)+4

【IV】

【運動力】or【知力】

【攻撃力】

【体力】or【運動力】

【防御点】

1

2

3

4

4

【堕落修正】

(【体力】+【知力】+【魔力】)/3


【5.魔法を取得する】
 ヒロインも使う魔法、もしくはモンスター専用魔法の中から選んで取得してください。
 ポーンは1つ、ルークは2つ、ナイトは4つ、ビショップは6つ、キングは【知力】個の魔法を所持できます。

 なお、属性特殊能力により魔法の消費MPにマイナス修正がかかる事がありますが、
 このマイナス修正は、-1が限界です。重複は無効です。
 例えば[闇]と[術]のモンスター属性を持っており、「[闇]属性魔法の消費MP-1」と「【魔力】依存の魔法の消費MP-1」の属性特殊能力を持つモンスターが、消費MP3の《イビルフォース》を使う場合、2つの属性特殊能力の両方が適用されるのではなく、単純に-1されて、消費MPは2となります。


以上で、モンスターの作成は完了です。


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