成功度ロール
このゲームにおいて、『成功するかどうか、やってみないとわからない行為』の成否は成功度ロールと呼ばれる方式で処理します。
具体的には、まずGMが『その行為の難易度』と『その判定はどの能力値で処理するか』を指示します。場合によってはPLがGMに提案しても構いません。
この際、『難易度』は必ず2〜6の範囲になります。
PLはGMからのその指示(場合によっては許可)を受けて、指示された能力値の値に等しい個数の6面ダイスを振ります。
そして、個々の出目を確認し、以下の結果を適用します。
出目 |
成功度 |
出目≧難易度 |
+1 |
出目<難易度 |
±0 |
出目=1 |
-1 |
また、出目が『6』であった場合は、ダイスをさらに振り足します。
(振り足さないことを任意選択はできません。必ず振り足してください)
この結果、成功度が1以上であれば、その行為は成功したものとみなします。
より複雑な行為の判定
GMは、複雑で困難な行為をPCが行おうとする際、成功したとみなすには、成功度2以上が必要であるなどのように定めても構いません。
この場合、成功度0ならば完全に失敗、成功度1ならば不完全な成功(例えば、尾行することによって悪人の本拠地を突き止めることには成功したものの、自身は悪人見つかってしまったなど)とみなしてもよいでしょう。
ただしこの方式は、(成功するかどうかの確率計算が非常に面倒なためガチ勢のPLが発狂する恐れがあるので)推奨しません。
便利魔法
【白魔法】【黒魔法】の能力値が1以上あるキャラクターは、魔法によって、(戦闘以外の)成功度ロールを補助する事も可能です。
【白魔法】【黒魔法】いずれかの現在値を1消費するごとに、成功度ロールで振るダイスの数を1つ増やす事ができます。
一度に複数個増やす事も可能で、【白魔法】【黒魔法】の併用も可能です。