・変形系特殊機能に関する注釈・
変形系の特殊能力は、処理が複雑になる部分がありますので、以下に注釈を設けます。
・補給点の獲得と割り振りに関して・
<変形><換装><非常形態><スーパーモード>による変形先・変形元のユニットデータは、常に総獲得補給点は同値になり、それぞれ別個にこの補給点を使って強化させることができます。
例えば、<変形>によって、AとB、2つのユニットデータを保有している機体が、5点の補給点を獲得した場合、
形態Aは3点の補給点を使用して【HP】を3上昇させ、残り補給点2。
形態Bは5点の補給点を使用して【EN】を1上昇させ、残り補給点0。
というように管理します。
同様に、ユニットデータ作成時点での【パワー】【装甲】【運動性】いずれか+1もしくは【装備スロット】+3のボーナスも、形態ごとにそれぞれ別々のボーナスを選択して構いません。
加えて、機体がランクアップした際には、基本的に従前の機体におけるそれぞれの形態での補給点の割り振り内容を引き継ぎますが、<変形>を持つ機体から<変形>のない機体に乗り換えるなどの理由で形態数が減ってしまう場合、従前の機体の形態のうち任意の形態から、補給点の割り振り内容を引き継いでください。
・変形系特殊機能の組み合わせに関して・
<変形>や<換装>と<非常形態>を併用する場合、<変形>や<換装>によって変形できる全ての形態に<非常形態>を持たせておかねばなりません。この際、<変形>や<換装>によって変形できるどの形態から<非常形態>を発動しても、<非常形態>によって変形できるユニットデータは同一でなくてはなりません。
なお、<スーパーモード>に関しても同様の扱いとなります。
○正しい例 | [ユニットデータA]─────────┐ ↑ ユニットデータAからの<非常形態> <変形> ├→[ユニットデータC] ↓ ユニットデータBからの<非常形態> [ユニットデータB]─────────┘ |
○正しい例 | ┌─────────[ユニットデータA]─────────┐ ユニットデータAからの<スーパーモード> ↑ ユニットデータAからの<非常形態> [ユニットデータD]←┤ <変形> ├→[ユニットデータC] ユニットデータBからの<スーパーモード> ↓ ユニットデータBからの<非常形態> └─────────[ユニットデータB]─────────┘ |
○正しい例 | [ユニットデータA]──ユニットデータAからの<非常形態>─→[ユニットデータC] ↑ ↑ <変形> <変形> ↓ ↓ [ユニットデータB]──ユニットデータBからの<非常形態>─→[ユニットデータD] |
×誤った例 | [ユニットデータA]──ユニットデータAからの<非常形態>─→[ユニットデータC] ↑ <変形> ↓ [ユニットデータB] |
×誤った例 | [ユニットデータA]──ユニットデータAからの<非常形態>─→[ユニットデータC] ↑ <変形> ↓ [ユニットデータB]──ユニットデータBからの<非常形態>─→[ユニットデータD] |
×誤った例 | ┌─────────[ユニットデータA]─────────┐ ユニットデータAからの<スーパーモード> ↑ ユニットデータAからの<非常形態> [ユニットデータD]←┘ <変形> ├→[ユニットデータC] ↓ ユニットデータBからの<非常形態> [ユニットデータB]─────────┘ |
・スーパーモード発動のタイミングと回復処理・
<スーパーモード>は、以下のいずれかのタイミングで任意に発動する事ができます。
●【HP】の残量が最大値の50%以下になった瞬間、即座に
●【HP】の残量が最大値の50%以下の状態で自分の手番を迎えた時、補助行動にて
またこの際、【HP】は全回復しますが、【EN】は回復しません。
<スーパーモード>発動の前後で【EN】の最大値が異なっている場合、『【EN】が最大値から何点減っているか』を持ち越してください。
例えば、【EN】8/12のユニットが、<スーパーモード>発動により【EN】最大値15のユニットに変形した場合、最大値から4点減っているという状態を持ち越す事になるため、<スーパーモード>発動後の【EN】は11/15になります。