・生身戦闘・
スパロボとはいえ、戦闘・戦争の中にあっては、生身での戦闘も充分ありえます。それこそ飲み屋でのケンカから歩兵戦闘までいろいろシチュエーションはあるでしょうが……
何にせよ、生身戦闘でのルールをここに掲載します。
本作はスパロボTRPGであるため、生身戦闘はかなり簡略化されたルールになっています。判定は簡単で決着もつきやすく、そのぶん死亡確率も高い危険な行為です。
まず生身戦闘のルールを説明する前に、心得てもらいたい大前提が1つあります。
生身戦闘データで戦う場合、ロボットデータで作成された相手とは戦う事ができません。……正確には、戦いを挑む事はできるのですが、ダイスを振る必要すらなく100%即死します。スキル《無双超人》を持っていれば、生身戦闘というレベルにおいては一人で無数の敵とも互角に渡り合えますが、本作はあくまでもスパロボであり、ロボット同士の戦闘がメインです。生身で挑もうと言うのが無茶な話だと、ご理解ください。
東方不敗や衝撃のアルベルトなど、版権作品の中には例外格もしばしば見受けられますが、あれらはあくまで例外格であり、範例たるPCがそうそう得てよいレベルの能力ではありません。少なくとも本作スーパーロボット大戦MGにおいては、PCはそういった能力を持てないと規定します。
実際の生身戦闘における手順は以下の通りです。
(1)まず戦闘に参加する者の【生身戦闘力】を、陣営ごとに足し合わせます。
(2)両陣営の代表者が2D6を振り、ここに(1)で求めた【生身戦闘力】の合計を足し合わせて達成値とします。
(3)両陣営が(2)で出した達成値を比べあいます。
(4)達成値が低かった側は、達成値の差分だけダメージを受けます。
(5)受けたダメージを、戦闘に参加した者に均等に割り振ります。
割り切れなかった分は、ダメージを受ける側が、誰にダメージを割り振るか自由に決めてください。
・ダメージの適用と死亡・
通常、PCは、ダメージ4点分の生身HPを持っています。
1点ダメージが入ると、『軽傷』状態になります。ロボットの操縦などにペナルティはありませんが、回復のためには然るべき処置が必要です。
残りHPが2点になると、『重傷』状態です。意識はあるものの、あらゆる能力値Bに-3の修正を受けてしまいます。
残りHPが1点になると、『昏倒』状態です。意識を失い、一切の能動的な行動が取れません。
残りHPが0になると、『死亡』します。
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