12:59 (tuka-neko)   12:59 (tuka-neko) 【エル】「……ぇ、と…………」人の多い首都の大通り。そこをふらふらと歩く、一人のソーサラーの少女。銀色の髪をきっちりと編みこみ露出の多い衣装に恥ずかしそうに頬を染めながら、いかにも田舎者丸出しといった様子でいたりする。 13:03 (usagi-o) 【イーヴァイン】「…ん?」 新参兵に支給される服装で、あてもなさそうな様子のその姿を目に留め、振り返る。長身ゆえ人の並もあまり視界の障害にはならず。 13:04 (tuka-neko) 【エル】「…………ん…………?」見られていることに気がついたのか、ふとイーヴァインの方を振り返る。その仕草のせいで豊かに実った胸がふるりと揺れて……慌ててぎゅうと抱きしめて押さえ込もうとして、うっかり余計強調させてしまう。 13:06 (usagi-o) ほう、と小さくつぶやくようにして。 13:06 (usagi-o) 【イーヴァイン】「どした? 新兵みたいだけど、道にでも迷ったか?」 脚を止め、エルリーシャに歩み寄り、頭ひとつは高い位置から話しかけた。 13:07 (usagi-o) 長身で、軽装ながら見事にしつらえられた鎧。背中には、身の丈ほどの大振りの剣。少なくとも、新兵のいでたちではない。 13:09 (tuka-neko) 【エル】「あ……いえ……訓練が終わって首都に送り込まれたはいいものの、これからどうしたら良いかわからないなんてことはありません……」と、口では言うものの。それが嘘であることは誰の眼にも明らか。やはり他人の視線が気になるのか、自分の胸元を掻き抱きスカートのスリットを押さえるようにしながら、思わずじろじろと不躾な視線をイーヴァインに向ける 13:11 (usagi-o) 【イーヴァイン】「よくある事だな。つーか、駐屯地の連中もいい加減だから困る」 はふ、とため息ひとつ。 13:14 (tuka-neko) 【エル】「……別に、困ってなんか……」とは言うものの、田舎から出て来たばかりでの都会生活なんて右も左もわかるわけもない。ここに送り出してくれた人は、後は先輩に聞け、とは言っていたような気はするが…… 13:14 (usagi-o) 【イーヴァイン】「まあ、見たところまだ部隊にも所属してないみたいだし、まずはどこかに入隊して、先達に教えてもらわないといろいろ無理だな。駐屯地の訓練はほとんど形骸化してるし」 13:15 (usagi-o) エルリーシャの胸元にちらちらと目線をやったりもしているが…その男の鎧の胸元には、部隊のものらしきエンブレム。 13:17 (tuka-neko) 【エル】「……そんな事必要………………ぅ……」ない、と言おうとして。自分とは意味の違う不躾な視線に頬を火照らせ言葉を詰まらせる。ちょうど目の前、にあるエンブレムを見れば、入れてくれと頼むべき、なのだろうが…… 13:21 (usagi-o) 【イーヴァイン】「ま、厳しい事を言うようだが、部隊でしっかり教育受けてない兵士は足手まといにもなりやすいしな。…ああ、俺はイーヴァイン。幻燈旅団って部隊の隊長をしてる」 エンブレムを親指で指し、警戒を解くように微笑を浮かべつつ。 13:23 (tuka-neko) 【エル】「………………僕は……エルリーシャ……エル、って呼ばれてる……見ればわかると思うけど、ソーサラー……」名乗られれば、仕方なく、といった様子で名乗り返し。わずかに俯き身を捩じらせる。こういう人付き合いはあまり慣れていない、どう、”頼めば”いいのかわからなくて。 13:26 (usagi-o) 【イーヴァイン】「ふむ。ビクトリオンの出身じゃなさそうだな。中央大陸の出か?」 山岳地帯であるネツァワル本土の民のものではない、雪のように白い肌を眺めるように見て、推し量る。 3:29 (tuka-neko) 【エル】「……フェブェ雪原の近く……とはいっても小さな集落、だけど……」それだけに、見知らぬ人、と接する機会は、ほぼ初めてに近い。尋ねられれば思わず”素直”に出身について答えてしまう。 13:32 (usagi-o) 【イーヴァイン】「道理でこのへんじゃ見かけない風体なわけだ…知り合いとか、身を寄せる場所のアテはあるのかね?」 13:34 (tuka-neko) 【エル】「………………」しばしの無言、つまりはない、という事。気まずさをごまかすように……あちこち視線を彷徨わせ、そのたびに一々押さえつけられた胸元が窮屈そうに形を変えていく 13:38 (usagi-o) 【イーヴァイン】「良けりゃ、ウチの部隊にどうだ? 少なくとも飯と寝床には困らないし、女性隊員もわりと多めなとこだぜ」 13:38 (tuka-neko) 【エル】「ぇ?あ、でも…………こんなどこの馬の骨ともわからないのを、そうそう簡単に入れていいの……?」 13:40 (usagi-o) 【イーヴァイン】「もともと俺自身が傭兵だしな、いちいちそんな事気にしてねえわ。 ま、それに、そんな格好で部隊章もなしにウロウロしてたら、どこの路地裏に連れ込まれるかわかったもんじゃないしな」 くくくっ、と冗談っぽく笑う。 13:41 (tuka-neko) 【エル】「ぇう!?!?!!?!?!?!」それがどういう意味なのか、はわかってしまったのか、思わず奇妙な悲鳴を上げて顔色を真っ赤にしたり青ざめたりさせならしゃがみこんでしまう。……このスカートでそんなことをすればある意味大惨事に…… 13:44 (usagi-o) 【イーヴァイン】「おいおいおい」 苦笑しながらも、周りの注目を変に集めていないか見回し…まあ当然集めているわけだが。 13:46 (tuka-neko) 【エル】「うう……おとーさんおかーさんにいさんねえさん……とかいはこわいところです……」と、思わずぶつぶつとそんな事をつぶやきつつ、しゃがみこんだまま上目遣いにイーヴァインを見上げて「よければ入れてください是非お願いします!!」と、仕草とは裏腹に怒鳴るような調子で叫ぶ。 13:49 (usagi-o) 【イーヴァイン】「OKOK。とりあえずもーちょっと穏便に頼むぜ」 苦笑いして頭をかき。 「んじゃ、兵舎まで案内しようかね」 と、助け起こすように手を差し伸べる。 13:51 (tuka-neko) 【エル】「ぁ、えと……じ、自分で立てますから……って、ぁ!?」気恥ずかしさもあってか慌てて差し出された手にすがらず立ち上がって。……慌てすぎたせいか、押さえをなくした、半分以上晒されている柔肉が、ぽよん、と自己を主張するように揺れ踊り、ふにょん、とその手に柔らかい感触を触れさせてしまう。 13:56 (usagi-o) 【イーヴァイン】「おっとと」 受け止めつつ、柔らかな感触を手に確かめて。 「…シルフィぐらいあるな」 ぼそ 13:58 (tuka-neko) 【エル】「いやあのそのえっとこれはその事故ですからおきになさらずっていうか重いだけだし動くのに邪魔だから!?!?!?」半ば抱きしめられた様な感触に、かぁ、と見る間に頬が、肌が熱く火照りじたばたと手足をばたつかせはじめる。かといって、それは抵抗といえるような激しいものではないけれど 14:00 (usagi-o) 【イーヴァイン】「まずそっちが落ち着けって」 頭をぺちっと。 14:01 (tuka-neko) 【エル】「あうっ!?」おでこを押さえて……ショック療法、というべきなのか、おとなしくなる。さっきも浮かべていたような不機嫌そうな仏頂面になってうー、とイーヴァインを見上げて 14:02 (usagi-o) 【イーヴァイン】「兵士は冷静さが命。ま、ビシビシ鍛えさせてもらうわ」 にやりと笑いを浮かべて、告げる。 14:04 (tuka-neko) 【エル】「……う、ぅー………………ヨロシクオネガイシマス…………で、その、いつまでこういう格好なんですか……?」冷静になってみれば、こう、イーヴァインにもたれかかってしがみ付いている、様な格好のまま。か細い腕でぐい、とイーヴァインの胸を押して、身をもぎ離そうとする 14:05 (usagi-o) 【イーヴァイン】「そっちが良けりゃいつまででもいいが、まあ、そういうわけにもいかねえわな」 と、身を離し。 14:07 (tuka-neko) 【エル】「そもそも男女というものはそうみだりに触れ合うものではないんです」寒い地域だから、というわけでもないが、かなりガードの固い思考、の模様。ツンツンとそっぽを向きながらも、そう言い返す。 14:09 (usagi-o) 【イーヴァイン】「触れ合わなきゃ増えないぜ? まあ街中でするもんじゃねーってのは賛成だけどな」 笑い飛ばしながら先に立って、軍管区へ向けて歩き出す。 14:12 (tuka-neko) 【エル】「へ?…………な、街中でなんてこと言ってるんですかーーーーーーー?!!?」ぷしゅー!と頭から勢いよく湯気を噴きそうなほど血を上らせつつ、慌ててイーヴァインの後を追いかけていく