セッションが終了すると、PCには経験点と報奨金が渡されます。
まず、セッション終了後、PLは自分のキャラクターが何点の【CP】をセッション中に獲得したか、申告してください。
PLは、得られたCPに等しいだけの経験点を得られます。
そして、セッション中に倒したモンスターの階級と数によって、報奨金が支給されます。
これは銀行振り込みのような形であると解釈してください。たとえセッションで全滅し、全ての持ち物を失ってかろうじて生還した場合でも、報奨金は得られます。また繰越の所持金も預金のような形で残ります。
階級 | 報奨金 |
ポーン | 50 |
ルーク | 150 |
ナイト | 500 |
ビショップ | 1500 |
キング | 5000 |
こうして溜めた経験点をPCにつぎ込むことで、PCはレベルアップします。
レベルアップに必要な経験点は、現在のレベル×5点です。
レベルアップすると、以下のように成長します。
奇数レベルに到達した時と、偶数レベルに到達した時とで、成長のさせ方が若干違います。
<奇数レベルに到達した時>
●いずれかの能力値が+1される
●【HP】が+3される
●【フィジカル】【マジカル】のいずれかが+2される(任意選択)
●新たな魔法をひとつ獲得する
●新たなクライシスアビリティをひとつ獲得する
<偶数レベルに到達した時>
●いずれか二つの能力値が+1される(ひとつの能力値を+2してはいけない)
●【HP】が+3される
●【フィジカル】【マジカル】のいずれかが+2される(任意選択)
●新たな魔法をひとつ獲得する
さて、セッション終了によって得られるものは経験点だけではありません。
キャラクターはセッションにより受けた陵辱により、【SP】が上昇してしまいます。
クライシスアクトを使用する事によって得たぶんだけ、【SP】を上昇させてください。
クライシスアクト使用によって上がってしまった【SP】は、キャラクターの人生において、基本的に二度と減少する事はありません(選択ルールにより例外もありますが)。
その体に刻み込まれた陵辱の爪痕は、後々に渡ってまでヒロインを苛むのです。
【SP】は体の部位ごとに設けられており、キャラクターが開発・調教されてしまった度合がわかるようになっています。
なお、この計算によって【SP】の合計値の十の位が上昇した場合、キャラクターは刻印を得る事になります。
刻印とは、魔族の責めによってキャラクターが植えつけられた性的異常です。刻印一覧から選んで取得してください。
また、セッション終了時には必ず、所持しているクライシスアクトの所持条件を見直してください。
そして、SP基本値の上昇や処女喪失などに伴って使用不能になったクライシスアクトは、別のものと入れ替えてください。入れ替えに代償は必要ありません。
また、所持条件を満たさなくなったかどうかに関わらず、セッション終了後にはPLの任意でひとつだけクライシスアクトを入れ替える事もできます。