ハーフキュバス
"ハーフキュバス"とは、オプションルールとしてキャラクターに付加できる特性です。
これは、人間と、キュバス化した元人間の間に生まれたハーフであるキャラクターを扱うルールです。
ハーフキュバスという言葉は、人間と、キュバス化した元人間の間に生まれた子供全般を指します。
片親が魔物であるがゆえの、本来の種族よりもいくらか優秀な基礎能力を持っていますが、
反面、その体は生まれつき瘴気に侵されています。
彼らは生まれ育った境遇により、人間として扱われる事もあれば魔物として扱われる事もあります。
魔物として扱われ、特に魔物たちの社会の中で育った者は、ヘレティアの瘴気の中で暮らしていれば
さほど長い期間を経ずして完全に魔物化してしまうのが一般的です。
が、一方で、人間社会で暮らす者も少なからずいます。
キュバス特有の紅い瞳を持たない彼らは、目立たないようにおとなしく暮らしていれば
外見上、普通の人間と何ら変わる事はありません。
しかし、その血筋が明らかになってしまえば、多くの場合、良い顔はされないでしょう。
殊に、天父神を敬虔に奉ずる地方においては、迫害の対象にもなりえます。
プレイヤーキャラクターとしてのハーフキュバスは、ハーフキュバスとして生まれながら、
さらにヴァルキリーズ・チルドレンとしての能力を持った者という事になります。
データ的な措置
ハーフキュバスのキャラクターは、下記のスキルを自動習得します。
対応クラスはありません。表記するならば『特殊(生得)』としてください。
スキル名称 |
習得前提条件 |
使用タイミング |
効果 |
《ハーフキュバス》 |
なし |
常時 |
任意の能力値ふたつに+1を得る。
(ひとつの能力値に+2する事はできない。あくまでも2項目に+1ずつ)
その代わり、初期から【SP】が10あり、『穢れ』を1つ保有している。
また、【SP】を10未満に減らす事もできない。
加えて、経験点を消費する事による【SP】の浄化が、経験点2点につき【SP】2点しか浄化できなくなる。
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