キャラクターの成長

キャラクター作成時点や、セッション終了後〜次のセッション開始までの間など、
キャラクターが冒険に参加している以外のタイミングにおいて、キャラクターは成長を行う事ができます。

具体的には、所持している経験点を消費して、クラスレベルの上昇やスキルの習得を行う事ができます。


クラスレベルの成長

クラスレベルの成長は、下記の表に従って経験点を消費する事で行うことができます。
クラスレベルの成長には特に制限は無く、経験点さえ足りていれば自由に行えます。
CL点 必要経験点 (累計)
0→1 10 10
1→2 15 25
2→3 20 45
3→4 25 70
4→5 30 100
5→6 35 135
6→7 40 175
7→8 45 220
8→9 50 270
9→10 55 325


また、クラスレベルが上昇した事によって、『保有するクラスの中で最も高いクラスレベル』が上昇する場合、
総合レベル(【GL】)も同様に上昇します。
この恩恵で、種族一覧にある通り能力値が上昇し、また【防御力】も上昇します。
(【防御力】の算出式は、防具の【防御力】+【GL】です)

加えて、【GL】の上昇はキャラクターの英雄的な度合いの上昇をも意味します。おおむね下記のように解釈してください。
GL 英雄的度合い
1 駆け出し
2 冒険者としても十人並み
3 冒険者としてなら、ある程度信頼できる実力の持ち主
4 冒険者としてならひとかどの存在。「冒険者の宿の看板役」になり得る
5 冒険者としてなら一流。一般人にも名前や評判を知られ始めるレベル
6 世界的な英雄の予備軍
7 実力だけで一国の将や魔術師長、司教の長が務まる存在
8 全世界にも数えるほどしかいない実力者
9 歴史に名を残すレベルの世界的な英雄
10 人類の頂点


スキルの習得

スキルの習得も経験点を消費して行いますが、スキルの習得には制限があります。
まず第一に、スキルは、そのスキルが属するクラスのCLに等しい個数までしか習得できません。
それを踏まえて、複数のクラスに属するスキルは『どのクラスのスキルとして修得するか』を明確にした上で習得しなくてはなりません。

また、例えばファイターとフェンサーにおける《剣マスタリー》のように、複数のクラスに同名のスキルが存在している場合がありますが、これは同一のスキルとみなします。
例えば《剣マスタリー》であれば、ファイターorフェンサーのいずれのクラスに属するスキルであるか選んで習得しなくてはなりません。加えて、「ファイターの《剣マスタリー》」と「フェンサーの《剣マスタリー》」を並行で習得して、合計で【命中力】【攻撃力】+2を得る、というような事もできません。


スキルの習得に必要な経験点は下記の通りです。
同クラスでの
スキル習得数
必要経験点 (累計)
0→1 0 0
1→2 5 5
2→3 5 10
3→4 10 20
4→5 10 30
5→6 15 45
6→7 15 60
7→8 15 75
8→9 20 95
9→10 20 115

穢れの浄化

成長とは少々趣を異にする行動ですが、経験点を消費する行動であることは共通しているのでここに記述します。
経験点を消費する事で、キャラクターが持つ【SP】を減らす事ができます。

これは心身に定着してしまった穢れを清め、魔物化を食い止める行為です。
具体的には、経験点2点ごとに【SP】を3低下させる事ができます。
ただし、既に取得してしまった穢れは、【SP】が下がっても消す事はできません。